太陽光発電設備工事の業種区分
少し下火になってきたかもしれませんが、東日本大震災が発生して以来、原発に代わるエネルギーとして太陽光、風力、地熱など自然エネルギーについて注目が集まりました。中でも太陽光発電については、他の発電方法よりも研究が進んでいたことや政府の施策もあいまって、震災後、普及が加速的に進んだと思います。
さて、この太陽光発電設備の設置工事ですが、当然500万円以上の工事を受注する場合は、建設業許可を取得しておく必要があります。問題はその業種区分です。
基本的には電気工事業となりますが、太陽光パネル自体が住宅の屋根としての機能を持つ場合は、屋根工事業に該当します。
また太陽光発電設備を含む大規模な建築物の施工を請け負う場合は、建築工事業に該当する場合もあります。案件ごとに許可区分を十分に検討しておくことが必要でしょう。