神戸土木事務所へ新規建設業許可申請!

こんばんは。行政書士Nです。先日、行政書士としては初めて兵庫県の神戸土木事務へ行ってまいりました。「行政書士としては」というのには理由があります。前職の建設専門紙時代はよく来ていたのです。私は大阪の北摂や神戸・阪神地区を長い間担当していました。当時、まだインターネットで入札結果が公表されるのが一般的ではなかったので、仕事の一環として「入札取材」というものがありました。各発注機関で入札が行われると、その結果が契約担当部署の窓口に紙ベースで公表されます。その結果をいち早く書き写し、新聞社の制作部にFAX送信するのです!
読者はどこの会社がいくらで工事や測量・設計業務を落札したのか、という情報を欲しており、建設専門紙と言えども、入札情報に読者の一番の需要があったように思います。当時、FAXは近くのコンビニから送っていました。今なら、LINEで送ればいいですよね。と言うか、今や落札結果もインターネットで公表しているのではないかと思います。懐かしい。

さて今回、神戸土木事務所を訪れたのは、新規の建設業許可申請のためです。当法人は兵庫県尼崎市に所在しているため、大多数のクライアントは西宮土木事務所または宝塚土木事務所管内に所在しています。神戸土木事務所管内のクライアントもいるのですが、補助者に行ってもらったり、郵送で対応していたこともあり、私自身は初めて行政書士として訪問した次第です。
今回は、社長が営業所技術者(専任技術者)になるための資格を有しており、また建設会社の経営経験も余裕で5年以上あったため、許可を取得するための要件はほぼ問題ないであろう、と考えていました。とはいえ、新規の建設業許可申請の際には、思わぬ点を指摘されることもあるので、私も緊張感をもって臨みました。
結果的には、特にこれといった指摘を受けることもなく、一発受理です。問題ないと見込んでいたとはいえ、ほっとしました。無事受理されたことをクライアントに電話で伝えると、喜んでいました。この時こそ、行政書士がやりがいを感じる瞬間ですね。最初に建設業許可取得に関する相談を受けてから1年以上が経過しています。本当によかったです。